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超貴重荷風全集 全29巻永井荘吉（永井荷風）岩波書店 発行昭和38年7月 初版昭和46年2月 2刷発行（原則として1巻〜28巻）昭和49年6月 初版1刷発行（29巻）プラス考證 永井荷風秋庭太郎 著岩波書店 発行昭和41年7月 2刷発行732p以前、もう30年近く前になりますが、都内の大手古書店で程度良好の全巻を購入。その後、丁寧に保管していましたのですが、外函には経年によるヤケ、ヤブレ、シミなどが目につきます。ただし、本の本体の方は天地、小口のヤケもほとんど目立たず、きれいな方と思われます。全集の他に、「考證 永井荷風」（秋庭太郎著、岩波書店刊）も併せて出品します。昭和41年刊ですが、こちらはヤケ、シミなどの経年感は少なく、美本です。本の状態の詳細については添付の写真をご覧の上、ご判断いただければと思います。PP袋、緩衝材で保護のうえ、匿名発送いたします。ご参考までに、重量はおよそ22kgです。なお、この本以外にもCDや村上春樹などの本、主に小説や初版本など、また、食器やレディースのウェアなども出品しておりますので、よろしければ一度、ご覧ください。（参考）荷風全集の内容については、Googleで、「荷風全集 全29巻 研究余録」を検索していただくと、荷風研究家のHPが開き、全29巻の詳細な目次、内容が解説されています。ご参考までに。「考證 永井荷風」（秋庭太郎著）は、荷風歿後最初に書かれた精緻な評伝。両親の家系に始まり、明治十二年の出生から没年まで、荷風の行状が数日ずつの単位で記録されている。文学との出会い、米欧への遊学、父の死と短期の結婚生活、麻布偏奇館移居、師・鴎外の死。『すみだ川』『腕くらべ』『おかめ笹』などの作品により作家としての名声を確立していく様子が描かれる。秋庭 太郎（1907年5月19日 - 1985年3月17日）は演劇学者。永井荷風に心酔し、荷風研究は秋庭にとって代表的なテーマとなった。荷風への惚れ込みは強く、「荷風に倣って自身も生涯独身を貫き、僧籍に入った」そうである。ただ、荷風と直接会おうとせず、荷風の葬儀も荷風宅には赴いたものの、近隣人々と葬列を見守っただけであったという。また、全集（全29巻）の方は、現在、アマ○○で、古本のセットが38,800円で販売されているようです。ご参考まで。

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